「オーストラリア英語は聞き取りづらい…」
留学生を受け入れている方、これからワーホリや留学を考えている方の多くが感じる悩みです。
実はオーストラリア英語には“特徴”と“コツ”を知ればぐっと聞き取りやすくなるポイントがあります。
本記事では、初心者にもわかりやすく、今日から使える聞き取りのコツ・単語・フレーズをまとめました。
目次
◆ オーストラリア英語(Aussie English)とは?
オーストラリア英語は、イギリス英語をベースに独自の発音・語彙・略語文化が発展した英語です。
明るくフレンドリーな話し方が特徴で、語尾が上がる“イントネーション”もよく見られます。
代表的な特徴
- 単語の語尾を短縮(略語文化が強い)
- breakfast → brekkie
- afternoon → arvo
- mosquito → mozzie
- /a/ の音が広く開いて聞こえる
- “day(デイ)”が “dai(ダイ)”に近く聞こえる
- /r/ をほとんど発音しない(非音節性)
- car → カー
- better → ベター(tが強め)
- 語尾が上がるイントネーション(High Rising Tone)

◆ 聞き取りが難しい理由は?
オーストラリア英語が難しく感じる理由は以下の3つ。
- 発音がアメリカ英語ともイギリス英語とも違う
- 略語が多いので知らないと聞き取れない
- 話すスピードが速く、語をつなげる(リンキング)が強い
これを知っておくと、「聞き取れない=自分の英語力不足」ではないと安心できます。
◆ 今日からできる!オーストラリア英語を聞き取るコツ5つ
① “a” の音変化に慣れる
“day” → “dai”
“mate” → “mait” など
慣れると一気に聞き取りやすくなります。
② よく使う略語を覚える
Aussie English は略語文化が常識!
初学者は「知らない単語が突然出てくる」と感じます。
③ 聞き取れなくても文脈で判断する
相手はフレンドリーなので質問すれば丁寧に答えてくれます。
④ オージー英語の音声に触れる
YouTube・ポッドキャストを活用するのが早道。
⑤ 聞き返す定型文を準備する
- “Could you say that again?”
- “Sorry, I’m still learning Aussie English.”
これだけでコミュニケーションがスムーズに◎
◆ よく使うオーストラリア英語フレーズ集
| オーストラリア英語 | 意味 |
|---|---|
| G’day (mate)! | やあ!どうも! |
| How ya going? | 調子どう? |
| No worries! | 大丈夫だよ! |
| Good on ya! | いいね!よくやった! |
| Cheers! | ありがとう! |
| Ta! | ありがとう(カジュアル) |
| You right? | 大丈夫?手伝おうか? |

◆ よく使う略語リスト(保存版)
- brekkie(朝ごはん)
- arvo(午後)
- mozzie(蚊)
- sunnies(サングラス)
- uni(大学)
- servo(ガソリンスタンド)
- cuppa(お茶/コーヒー)
- footy(フットボール)
- bottle-o(酒屋)
◆ オーストラリア訛りに慣れたい人におすすめのYouTube
● Aussie English(解説が丁寧)
● ABC News Australia(ニュースでリスニング強化)
● Ozzy Man Reviews(エンタメ・スラングに強い)
● Australian vlogger(日常会話が学べる)
◆ まとめ:特徴を知ればオーストラリア英語はもっと楽しい
オーストラリア英語は最初こそ難しく感じますが、
発音の特徴・略語・よく使う表現を知るだけで驚くほど聞き取りやすくなります。
オージーは親しみやすく、英語学習者にとてもやさしい文化です。
楽しみながら Aussie English に触れてみてくださいね!


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